あれから3年を過ごして
3月11, 2014 14:46 | 日常
今日であの日から3年―。
あの日に起きた出来事。
あれから人々の暮らしは大きく変わりました。
これらの野菜は母が実家の庭で育て、収穫した野菜です。
(さすがにじゃがいもは違いますが・・・)
きゅうりと人参とズッキーニ。
他にもナスやトマト、バジルなども育てています。
自分の家で自分たちの手で育てた野菜。
完全な無農薬で、手塩にかけて育てた野菜は少し不格好だけど、
香りやエグみも含め、野菜本来の味がして本当に美味しいのです。
みな全て震災後に育て、収穫したものです。
原子力発電所から直線距離で25km程しかない、実家の庭で収穫した野菜。
いきいきと育って見るからに美味しそうでも、一体どんな影響があるかはすぐにはわかりません。
わざわざ野菜を育てるために、他の土地の土を仕入れ、与える水にも気を使い、
線量計でチェックして育てている野菜。
そこまでしなければいけない野菜。そこまでしても人には薦められない野菜。
母が育てた野菜なので、ぼくは美味しく頂きます。
これらの野菜を見てどのように感じられるでしょうか?
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何もできない自分だけれども、せめてこの故郷がある福島で―
いや、福島だけではない、この東北で生活を営んでいきたい。
3年目の今、思うことはただそれだけで。
Comments
お互い考える事多し、の3.11だったね。
昨夜、私は弟のところに行ってきました。
お見舞いだったのになぜか爆笑で過ごした1時間。
3.11の最後の時間は、2011年のように過ごしました。
荒くんが来てくれたあの夜。
恐ろしい夜だったけれど、楽しかった。
楽しかったけれど、不安だった。
先日はほんと、失礼しました。
改めて、よろしくお願い致します。
あの日の夜は電気も通らずこの先どうなるか、何も考えることが出来ませんでしたね。暗闇の中、夕飯をごちそうになったのを思い出します。ヘッドライトをつけたまま食べた食事は今振り返ればちょっと可笑しくて、不安な中でも一瞬忘れることが出来て良き思い出でしたね。
弟さまにもよろしくお伝え下さい。
そしてぜひ酒粕パーティを(笑)
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