
何時もの様に近所のカメラ店へと現像を出しに行くと、中古コーナーにジャンク品として、シャッターオート不良、露出計が故障したニコンの伝説の名機F3が破格の値段で置いてあった。ジャンク品の相場としても異常に安く、現像待ちの間さんざん悩んだ挙句救出してしまった。家に持ち帰り、電池を入れて見ると・・・確かに壊れていて露出計の表示はわけのわからないことになっているし、オートでシャッターを切ると幕が開きっぱなしになって帰ってこなくなってしまう。しかし、オート以外の速度は見た感じ速度の変化もして動作しているし、ボディそのものはなかなか綺麗な個体である。そんなF3にフィルムを装填して試し撮り。
フィルムはAmazonで格安で買える、フジのC200をチョイス。36枚撮りにして10本で3000円程度。1本あたり300円。
では、いざ実写。写真については現像のみ依頼し、自宅のスキャナでスキャンしている。
自宅近く、市内では有名なこんにゃく店にて。
軽トラの荷台でご主人待ちのわんこ。
寒桜。
なかなか良い描写。シャッター速度の精度も問題はなさそう。
F3は1/2000の速度でシャッターが切れるので屋外での使い勝手もよい。
ある日の夕暮れ。こういうシチュエーションはどのみちマニュアル露出が無難だろう。。。
こちらはF100でパチリ。フィルムはフジの1600を使った。
というわけで、露出さえ自分で合わせてしまえば、特に問題なく使えるようだ。少々不便ではあるが、我が家のFDマウントのキヤノン機は全て露出計が壊れており、それに慣れているので特に問題は感じない。それよりも破格の値段でF3が手に入ったというのが何より嬉しい。積極的に使っていこうと思う。
Comments
No comments yet.
Add a comment...