秋色を写す

D610,AF50mmF1.4D

もうすっかり冷え込んでしまって秋どころか冬になりつつある中で・・・。

D610,AF50mmF1.4D

D610,AF50mmF1.4D

D610,AF50mmF1.4D

D610,AF50mmF1.4D

D610,AF50mmF1.4D

D610と旧世代の50mmF1.4D(D610も旧世代といえば旧世代だが・・・)の組み合わせは、完璧な光学性能かというとそうではなく、開放で撮ればフリンジは盛大に出るし、シャープな描写というより、よく言えば柔らかい描写だ。はっきり言ってしまうと甘いと言えるぐらいだけど、フルサイズの柔らかい余裕のある階調にそのあいまいな描写が意外と良い組み合わせ。そして少し絞ればニコンらしい抜けの良い描写に。上の二枚のような逆光ではフレアもゴーストもでるけど、それもいいのではないでしょうか。

D610,AF50mmF1.4D

もう一つ、これはどちらかと言えば一般的には欠点なのだろうけれど、開放や開放付近で撮るとセンサーサイズと大口径さが相まって、かなり盛大な周辺減光がある。ボディで補正することもできるし、優秀なLightroomのレンズプロファイルを適用すればなかったことにできるのだけども、自分はこの周辺減光が好きだ。作品にも積極的に効果として取り入れたいと思っているぐらいなので、これはありがたい。例えば自分がよく使うフジのカメラは設計なのか思想なのかが完璧すぎるのか、RAWで撮影してもLightroomに読み込んだ時点で完璧に補正されており、それを外すこともできない。素晴らしいことではあるのだけど、少し寂しくもある。些細なことではあるけれど、一つのことで大きく印象は変わる。

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