
X-T2で撮るモータースポーツ第二弾。今回はドリフト撮影に挑戦。割と最寄りのサーキット、スポーツランドSUGOにて開催されたドリフトの大会、ドリフトマッスルへ。フェラーリドリフトで有名なアリオス鈴木氏に同行。用意したレンズはXF16-55mmF2.8とXF100-400mmの2本。これだけでレースは一通り撮れる。
かつて美しかったフェラーリ360モデナのボディはご覧の通り、朝露ですっかり朽ち果ててしまった・・・。
鈴木氏の近影。こういう写真は単焦点で狙うのが自分のセオリーだけれども、臨機応変に対応しなければいけないイベント撮影ではやはりズームが便利。明るいズームというのは大変ありがたい存在だ。(実際のところ、単焦点レンズを家に忘れてきたのだが)
暑い夏の日。朝から32℃。
このレンズの描写は実際とてもシャープで、下手な単焦点よりも良いと思う。
いざ、出走。
通常のスポーツ走行と違い、ドリフトは車体の急加速・急減速が顕著でなおかつ、テールが滑る分、車体の前後での速度差が大きい上、ドリフト中の移動速度はそれほど速くないので、流して撮るためには遅めのSSにしなければならず、流し撮りは難しいジャンルだと思う。そもそも流し撮りをあまり得意としていない自分にとってはつらい競技なのだが、流して動きのある画の方が迫力を感じるし、自分はそれが好きなのでなんとかして撮ってやろうと画策する。。。
無事に走り終え、この日の成績は僅差でクラス2位。大きくクルマの仕様を変更して臨んだ初の公式戦でこの結果は素晴らしい。
前回の反省からUHS-II規格のSDカードを用意して臨んだ今回の撮影。書き込み速度が大幅に上がり、RAWで連写をしても息継ぎもなく、ストレスなく撮影することができた。動画も記録しながら写真を撮るという役目があるため、EVFを覗きながらそのまま動画も撮れるX-T2はとても便利だ。一眼レフだと背面液晶でのライブビュー撮影となるため、より手ぶれも起こりやすい。
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