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また会う日まで – trip to Polska 2012

Warszawaの楽しい夜も明け、遂にポーランドに別れを告げる日がやってきてしまった・・・。


EF 17-40mm F4L USM

ウォッカを沢山飲んだことにより、ホステルに着くなり死んだように眠った。
諸事情があり、この最終日はteamBZRの部屋から追い出されてしまい、ヤレックや田村さんとの相部屋となったが、普段顔を合わせる機会がないお二人との相部屋はそれもまた本当に素晴らしい思い出となった。

起きて早々、食事も取らずにヤレックとモニカにタクシーを呼んでもらってWarszawaのショパン空港へ行く。
前回あれほど痛手を負ったウォッカも、不思議とこの日は全く残っていない。ぼくの体調はオールグリーンだ。

タクシーを呼んでくれるだけではなく、空港にまで着いてきてくれた二人。本当に感謝。
ぼくたちは適当に買い物を済ませつつ自動チェックイン機を使って、チケットを出力し搭乗の手続きを進めていく。


Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/10,4-37,1 | DSC-RX100

日本行きのチケットだ。これで日本に帰れる・・・訳だが・・・・・・。


EF 17-40mm F4L USM

荷物を預けている間、遠くで二人が見守っている・・・。
明るく振る舞う姿に寂しさを感じてしまう。


EF 17-40mm F4L USM

この旅でお会いした、遠く熊本は崇城大学のダンディな三枝教授。同じく熊本の、度々登場する東くんと共に行動されていた。
お二人との出会いも素晴らしいものでした。楽しい話を沢山聞かせて頂きました。

帰国のタイミングが一緒で、航空会社は違うけれど、時間もほぼ一緒だったので、ヤレックやモニカも誘って皆で朝食を取ることになった。


EF 17-40mm F4L USM

下の階にあるカフェに移動する。この二人の顔をあと何分見ていられるのだろう。


EF 40mm F2.8 STM

空港のカフェは、流石に強気の価格。Warszawa価格というレベルではなく、東京も真っ青の超強気の価格。


EF 17-40mm F4L USM

とりあえず、席について注文を決める・・・。


EF 40mm F2.8 STM

ぼくの朝食はこのサラダセットと、エナジードリンクのburnだ。
パンまで付いて、やたらボリュームのあるサラダセットだ。これがこの国で食べる最後の食事。


EF 40mm F2.8 STM


EF 40mm F2.8 STM

熊本組は、店の外で売られていたサンドイッチセットを食べていた。
それも美味しそうだ・・・。


EF 40mm F2.8 STM

食事を済ませ、遂に二人との別れの時がやってきた。
搭乗口で二人に感謝と別れの言葉を告げ、再びポーランドに来ることを心に誓い、僕たちは出発した・・・。
ずっと行動を共にしていたので、すっかり情も移り、心の中は寂しい気持ちでいっぱいだ。


EF 135mm F2L USM


EF 135mm F2L USM


Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/10,4-37,1 | DSC-RX100

搭乗予定のウィーン行きの航空機は、若干遅れていた・・・。


Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/10,4-37,1 | DSC-RX100

今更だが、ここWarszawaのショパン空港にはボーディングブリッジが無いので、バスで航空機の足元まで移動することになる。
このバスが中々格好良いのだ。

航空機に乗り込み、まずはウィーンへ向けて出発。およそ1時間程度のフライトだ。
ぼくたちの乗り込んだ航空機が、Warszawaの滑走路から離れた瞬間、ぼくの視界が少し霞んでしまった。


Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/10,4-37,1 | DSC-RX100

あっという間にウィーン到着。
相変わらず白黒基調で超おしゃれ。


Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/10,4-37,1 | DSC-RX100

すぐに日本行きの航空機に乗り換えた。ポーランド、そしてヨーロッパからの別れの時だ。
ウィーンから乗り込む成田行きへの航空機には、懐かしく、聞き慣れた言語が飛び交っていた・・・。


Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/10,4-37,1 | DSC-RX100

ウィーンから日本へ向かう途中、また再びポーランドの上空を通過した。
皆は元気だろうか。切ない気持ち。


Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/10,4-37,1 | DSC-RX100

そうして長い、長いフライトの末、再び日本の地を踏みしめた。
久しぶりに降り立った日本は、今までは感じることのなかった、猛烈な湿気と蒸し暑さの重たい空気で、アジアの風を感じた。

朝から晩まで、濃密で充実した毎日を過ごし、長くて短い、あっという間で何ヶ月も過ごしたかのような一週間だった。
その旅は、ぼくの人生にとって、かけがえの無いものをもたらした旅だった。自分の生き方、考え方その全てに変化が訪れた。

ずっと停滞していた毎日に、優しく温かい光が差し込んできた旅だった―――。

長く続いたこの旅の日記もこれで終りを迎えました。
ただの日記に、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

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