
niebieska rzeka – レークラインそして中津川渓谷へ
郡山市と猪苗代湖を隔てている山脈。市内に居れば大体どこからでも見えるのですが、見た感じもう雪も無いし、そろそろ山歩きが楽しめそう。
そんな訳で、その一つの山頂である額取山へ、御霊櫃峠を経由して体慣らしにさっくりと登ろうと思い、早速向かうことにした・・・のだが。
御霊櫃峠は郡山側からは上まで行けないことを知っていたので、ぐるりと回って、湖南側から攻めたのだが・・・。
しばらく登った先のヘアピンで、雪崩れたのかなんなのか、雪が道を塞いでいてぼくの車では通れそうにもない。仕方がないのでUターンをし峠を降りる。いきなりやることが無くなってしまい、困り果てたがこのまま家に帰るのもなんだか勿体無いので、近々入る撮影仕事のロケハンも兼ねて裏磐梯方面、せっかくなので磐梯吾妻レークライン辺りを走って見ることにした。無料開放中だし。
いきなりレークライン。
EF 135mm F2L USM / Makro-Planar T* 2/50ZE
レークラインという名の通り裏磐梯の様々な湖を望むことが出来る観光道路だ。中々良い感じではある。
磐梯山も良く見える。まだまだ雪が多いようだ・・・。
しばしの湖観賞を終え、レークラインをかっ飛ばしてレークライン内にある中津川渓谷へ。
Makro-Planar T* 2/50ZE
Makro-Planar T* 2/50ZE
雪に埋まる渓谷への遊歩道を進み、川原へ降りる階段まで来たものの・・・。
またも雪に道を阻まれ、通れそうにもない。しかし目の前には美しい川が。2度も振られ、ここまで来て引き返すのも癪なのでどうにかして下に降りれそうなルートはないか探す・・・。大きく回りこんで、ヤブをかき分け、少し崖がなだらかになっている所を下に降りてしまう。こちとら山装備だ!余裕余裕。(良い子は真似しないように)
これがウワサの中津川渓谷。流石にオフシーズンだし、だいたい普通には雪が邪魔で降りれないので当たり前だが誰も居ない。すごい勢いで水が流れているのだが、これは雪解け水で水量が増してると想像するのが自然か。
流れる水の芸術。青く、美しく輝く水。
たまには逆に時を止めて。立体的な飛沫が力強くて、これまた面白い。
朽ちた丸太、そこに宿る新たな生命。水に濡れて、しっとりと漂う緑の匂い。そして朽ちていく木の葉。生命のサイクル。生の色も死の色も美しくて。
冬枯れの木々、辺りには落ち葉と残雪。まだまだこの辺りは冬だ。そう言えば中津川は紅葉が有名だったっけ。新緑も綺麗そうだし、時間があったらその都度来てみたいと思った。
渓流の写真をこうしてじっくり撮るのは本当に久しぶり。古くは7,8年前、手にしたばかりの初代EOSKissデジタルだったかNだったかを片手に、2000円ぐらいの三脚とシグマの安レンズで青森の奥入瀬渓流の写真を撮ったのを思い出す。あの頃は右も左もわからなかったけど、楽しかった。
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